2008年10月30日

今日は、英語圏で通用する効果的な人脈作りネットワーキングスキル(アメリカでのビジネス編)A

みなさん、こんにちは!

ルリ子です。

今日は、英語圏で通用する効果的な人脈作りネットワーキングスキル(アメリカでのビジネス編)Aをお話しします。

第1回は10月23日に以下の内容を紹介しましたのでまだ読まれていないかたはぜひ一度読んで見て下さい。

国際展示会、見本市などいかれる前にぜひ!

イントロ

· ネットワーキングって何?

· なぜネットワーキングスキルが重要なのか?

· ネットワーキングの目的



ネットワーキングに行く前の準備


· 毎回ネットワーキングに行く前にはその目的を明確にすること。

· 毎回ネットワーキングに行く前に持ち物を確認しよう。

· 身だしなみチェックをしよう。



好印象を与えるネットワーキング法

1. Get in=感じよく自然な会話をスタートさせるコツ

今日は、実際にネットワークをしている最中に大切な場面となる
以下の2の流れの前半を話して行きます。



好印象を与えるネットワーキング法

1. Get in=感じよく自然な会話をスタートさせるコツ
2. Get connected=相手の気持ちを掴むコツ
3. Get out=感じよく自然に会話を終わらせるコツ


2. Get connected=相手の気持ちを掴むコツ前半



状況:

あなた(あきこ)はラスベガスで行なわれている鉄鋼関係の国際展示会に来ています。勇気を出して見知らぬ英語圏からの人と自然な会話をスタートしネットワーク(業界で人脈を作ろうと)試みています。

=====================
あきことサンディは目が合いました。サンディが笑顔であきこを迎えたのであきこが話しかけます。


***まずは共通の話題で話をはじめましょう!
(その場の雰囲気を和らげる為)
***いきなり自己紹介や仕事の話はしません***


Akiko: Those donuts look delicious.
Sandy: They do, but they are probably not the healthiest food for breakfast.

さあ、あきこはこの後どんな風に会話を展開すれば話が途切れないのでしょうか?

ここではドーナッツが話題になっています。よくサンディの話を聞いているあきこは「そうだ、どうしてこの人は、ドーナッツが美味しそうと同意しているのに、but they are probably not the healthiest food for breakfast.」と言っていることに気が付きます。

そこであきこは、「じゃ、この人は毎朝どんなものを食べているのだろう?」と思いこう質問します。

Akiko: What do you usually like to have for breakfast?

このあきこの質問はとてもよい質問です。

その理由は次の4つにあります。

1. あきこがサンディに興味を持っていることが分かる。
2. あきこがサンディの話を良く聞いていることが彼女に伝わる。
3. この1と2の事実がサンディにとってあきこがフレンドリーな人という判断材料になっている。
4. ネットワークをする際には、自分のことではなく相手に焦点を当てOpen-end question (これはyes or noとかで終わらない質問のことを意味します。)で話を続けることによりスマートな相手ならばあなたが気を使っていることを理解するからです。


**正しいアメリカ人の見極め方**
多くの日本人は英語圏特にアメリカ人を誤解している節があります。これは彼らが自己中心的だというイメージが強いからなのでしょうが。確かにこのようなアメリカ人も沢山いますが、本当に自分の努力と実力でフェアに成功しているビジネスパーソンは心構えが違います。とても感じの良い人が多く、また相手をリラックスさせようと笑顔を絶やさしませんしやさしい言葉をかけてくれるものです。あなたの英語を誠実に聞いてくれないような人とは関係を築くことはありません。まずはアイコンタクトをし笑顔で相手に接し相手の出方を見極めましょう。



***英語圏の人に対する誤解**
多くの日本人は英語圏の人はお喋りだと勘違いしています。彼らは口数が多く、
全てを言葉で表さなくても分かるとも聞きます。また、多くの英語圏の人からは全く逆のことを聞きます。どうして日本人は黙っているの?言葉にして言ってくれないと何を考えているのか分からないと。 

英語圏の人は小さな時から「細かく言葉に出すことで相手を気遣う」と教育されています。おしゃべりな人と細かくあなたを気遣って状況を説明してくれている人との違いを学びましょう。このことを頭に入れておいて下さい。



さあ、あきことサンディの会話に戻りましょう。

Akiko: Those donuts look delicious.
Sandy: They do, but they are probably not the healthiest food for breakfast.

Akiko: What do you usually like to have for breakfast?
Sandy: Well, if I have time, I like to cook an omelet. But of course that’s only on the weekends. Usually, I don’t even have time to grab a bowl of Frosted Flakes.
Akiko: I’m sorry, what are Frosted Flakes?
Sandy: Oh, they’re a type of cereal that’s popular here in the U.S.
Akiko: Ah, I see. So you’re saying you skip breakfast a lot?
Sandy: Yeah, it’s pretty rare these days.


あきこは確りとサンディの話を聞き、そして分からないことは確認の質問をして確実にサンディの言っていることを理解しようとしています。

これは大変感じの良い行為です。どうして感じがいいと分かるのでしょうか?

それは英語圏の文化「軽い話、スモールトークと効果的なネットワーク作りの鉄則」を守っているからです。

1. 相手のの話を良く聞くことが大切。
2. 朝ごはんの話、つまり論争にならない軽い話をはじめたことであきこがフレンドリーな人という印象を上手にサンディに与えた。
3. 相手の言っていることを確認する質問をした。
4. 以上のような行為があなたの誠実さを表す助けになりますから。



日本人の多くは質問をする行為を苦手だと感じています。その理由は次のようなことを聞いたことがあります。

1. どう質問したらいいのか分からない。
2. 会話を止めたくない。
3. どこが分からなかったのか分からない。
4. 相手の言っていることを分からないと言いたくない。(恥をかくから)
5. 自分の英語に自信がない。

上の5つを克服するためには英語圏で通用する英語力の育成(来月はこれを少しずつ書いてみようと思います。)するしかありません。

また、ネットワークをするには訓練が必要です。英語圏の人もしているのですから。
まずは、英語力をある程度上げなければいけません。



さあ、朝ごはんの話で和んできた二人はいよいよネットワーク本番に入りビジネスについて話して行きます。

どんな風に入っていくのかを見てみましょう。

Akiko: I usually skip breakfast too because I’m so busy. By the way, I am Akiko Nakagawa. (握手をするために右手を出すあきこ)
Sandy: I’m Sandy Chen. Nice to meet you. (あきこと握手するサンディ)
Akiko: Nice to meet you too. Which company are you with?
Sandy: I’m a project manager for Metalworks, USA. We mostly handle building construction. And yourself?
Akiko: I am a marketing director for Temco Industries in Tokyo Japan. Our company is a leading steel maker as well as a supplier of aluminum and copper products.

スモールトークからビジネスに切り替え自己紹介をする時の魔法の言葉が

By the way です。

もうこれは決まり文句なので必ず覚えましょう。

あきこの英語は発音等を含め完璧ではありませんが彼女の誠実な性格がサンディに伝わっています。

人と人が関係を結ぶのは完璧な英語によってではありません。

時には同じ趣味であったり、同業者でお互いに助け合ったり、ビジネスのパートナーになったりとありますが誰一人として「完璧な英語」を話したからこの人と関係を築いたという人はいないと思います。

関係を持つ理由は相手の人格です。その人がいかに自分を大切にしてくれるかです。

そしてお互いに信頼し助け合い励ましあることが出来るかです。



***日米の文化の比較***
アメリカ人は新しいネットワークをどんどん作ります。それは日本人が思うより大変早い速度で進む場合もあります。これはお互いにこの相手は信じられるという気持ちが湧いてきた場合ですが。

アメリカ人たちは会ったばかりでもお互いにどんな人にこの展示会や見本市で出合ったか情報交換をし必要ならば1時間前に会ったばかりの相手でも紹介することがあります。

その場合には紹介する相手に対し、今この会場で出合ったとはっきり言います。

また、なかなか日本人にとっては会ったばかりの人と信頼関係をすぐに築けるわけなどない、と思われているかたもいます。

それはその通りです。英語圏でも本物の関係を築くには時間が掛かります。

ただし、日本と圧倒的に違うのは会ったその瞬間から堂々とリラックスしてネットワークをする文化が英語圏には存在するということを日本人は理解しなければ損をしてしまいます。



***日本人だから身に付いているすばらしい文化***

1. 日本文化は自分よりも相手を先に気遣う文化を持っています。
2. 時には自分を犠牲にすることもあります。
3. 人の話を黙って聞く訓練が学校教育で養われているので相手の話を聞くことが苦手な英語圏の人(特にアメリカ人)よりも。

この古き良き日本の文化はネットワークをする際に世界中の国で通用するはずです。

後はその美しい文化を出合ったばかりの人に伝わるように英語圏の文化、細かく話すという練習をすることが大切になります。(どこの国に行ってもグローバルな環境で働いている人は英語圏で通じる英語を話しますし文化も心得ています。そうでなければグローバルな環境で仕事は出来ないからです。正直グローバルな環境で働いていて英語がイマイチなのは日本人くらいではないでしょうか?)

私のこの20年間の日欧米の生活で感じたことはどこの国に行こうがしていたことはこの3つです。

1. まずは自分を守る。
2. そして縁があって出合った相手のことを自分と同じくらいに大切にすること。
3. 住んでいる、もしくはビジネスをする相手国の言語や文化を深く理解しそれに馴染むこと。


はじめは慣れないので大変ですがこれからのビジネスで他の人と差をつけるには英語圏で通用する英語力と社交能力は最強の武器になります。

それでは、また来週の水曜日にこの続きを話します!

追:もちろん、日本に滞在している外国人は日本語と日本文化を学ぶべきです。
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