2009年09月14日

日本の外銀での日本人従業員はどこへ

みなさん、こんにちは!

イングリッシュビタミンの代表で
日米異文化コンサルタントの八巻ルリ子です。

今日、私が住むさいたま市浦和区は日差しが強く熱い日となりましたがみなさんの月曜日はどうでしたか?

今日はこの週末私の心の中で起こったある種のジレンマのお話しをします。

この土曜日の午後に東京の外銀(ヘッジファンド)で働くアメリカ人の友達とお茶をしたときに起こったジレンマです。

彼の働く外銀では一年前のリーマンショックから何度か従業員を解雇しました。その度に彼はもちろん不安な気持ちで過ごしてきたわかけです。しかし毎回彼は生き残りました。

土曜日に会ったときに私はこう尋ねました。

「アンディ(匿名)の会社ではまだ日本人と外国人の比率が
半分くらいなの?」(アンディが勤めだしてから約二年が経過)

すると彼はこう返しました。

「今はね、ほとんど日本人はいないよ。その変わりに中国人がいるよ。」

私はこう叫びました!

「日本で営業しているのにどうして日本人がいないの!」

ここからはいろいろな議論が飛び交いました。

日本人で本当に優秀な人は野村證券に行ってるとか。
中国の市場は重要だから中国人が必要とか。
日本人は精神的に弱いから決断力がなくて外銀では勤まらないとか。

いや、それにしても恐るべしチャイニーズ。

シリコンバレーに存在する多くの日系企業で
現地のアメリカ人を雇うより少しは能力が落ちてもすでに
アメリカ人と結婚している日本人を雇った方が楽(グリーンカードもあるし、日本語も分かるし日本文化で通せる〜)なので日本人を雇う現象とは違う。

経済状況が好調なときには外銀に勤められる能力がある日本人が
この世界的不況のなかだとグローバルなステージからは引き下ろされてしまうのか。

つまりこの話から将来の予想図が少し見えたような気がしたのです。

それは私たちの母国、日本に住む日本人であっても、日本の中ですでにグローバル化された職場では生き残ることが難しいということです。

外銀だろうが外資系のアパレルだろうが日本で商売をしているからと言って日本人を雇わなければいけない時代が終わったような気がします。

そしてこれからは日本企業でも同じ状況が起こるはずです。

それなのに日本の教育制度はグローバルな環境で働く準備を
学生に与えていないのです。

例えば英語で何かを話す際にはそれがプレゼンでも議論や意見交換であっても「自分の主張を明確に伝え、そこには明確な理由を列挙し、その妥当性を証明すること」が求められます。これがグローバル社会で輝くのには不可欠です。しかしです、しかし、日本の学校教育にこのトレーニングは含まれていません。

結果、日本で生まれ育った日本人はグローバルビジネス社会(英語を話し欧米のビジネス文化が主流な)で意気消沈しているかたが少なくないのです。

日本文化そして日本語環境ならば輝けるのに!!
悔しい限りです。

グローバル化されていない日本人はたとえ日本に住んでいてもグローバルな人材と戦い職を得なければならない時代なのだと思います。

そしてこれからは日本企業でも同じ状況が起こるはずです。市場がグローバル化した今、グローバル化した会社だけが生き残ります。グローバル人材(多国籍)が社内にいなければ世界の隅々までに通用する市場戦略が作れないからです。

グローバル化されていない日本人はたとえ日本に住んでいてもグローバルな人材と戦い職を得なければならない時代がすぐそこに来ているのだと思います。

次のブログではこのようなグローバル時代に幸せな人生を送るにはどうしたらいいのか考えてみたいと思います。

みなさんからのご意見もお待ちしております!





posted by EV staff at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo
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