2008年08月28日

東京での先生探しスタート!

今日も浦和(東京)は雨。今朝シリコンバレーのスタッフとスカイプをしたら向こうは晴で明日は100度(38度くらい)と言っていた。

こんな中今日は午後から5名の先生候補のインタビュを決行。
東京でシリコンバレーと同じ質の先生を探すのは至難の業。

でも10月第3週には東京校が開校なのだからがんばらねば!

ラッキーにも今回は3人も良い感じの人が出た。
普通のアメリカ人で私との破調も良くこの人達は次の段階に進む。

イングリッシュビタミンでは通常3段階のスクリーニングがある。

まずチェックするのはその人のカバーレター。どうしてうちで働きたいのか。

そしてカバーレターの英語が綺麗か。当然のことながら職歴も大切。基本的には当たり前のことだけれどスキルと性格。この両方がなければ一緒に仕事はできない。

次に私との面接。1人につき1時間くらい話す。
お互いを知るチャンス。

この時に大切なことは私のことや会社のミッションやビジョンを細かく説明し本音で共感している人かを見出すこと。

一緒に働く仲間になるわけで可能性的には将来私のパートナーになることもある。だから先生としての資質と人間として「清く正しく美しい」かもよ〜く見定めなければなのである。

一対一の人間としての関係が大切なので。そこからしか信頼関係は生まれないから。

最後はまずはトライアルでレッスンをしてもらい、私がそれで良し!と思えば現場へと送り出す。

日本で先生を募集して驚くのはアメリカではアウトレットモールやベストバイ(ビックカメラみたいところ)などで働いていた人(教師からは程遠い)が日本で英語教師をしている。そんな人が日本の幼稚園で2年間働いたから自分はベテランだ、みたいなカバーレターを送ってくる人が結構いる。げっ〜。本当にそう思う。

もちろんこういう人には応募して頂きありがとございますと感謝の念を伝えお断りしている。

日本で英語教師と呼ばれている人は英語のネイティブならだれでも良い感じ。

この原因は日本側に責任がある。と、私はそう思う。日本ではまだまだ白人で英語のネイティブならいいという風潮がある。馬鹿馬鹿しくて話にならない。


東京で先生を探していて面白いと思うことは日本生活がとても長い人達がいて彼らはもちろん英語がネイティブでアメリカ人とかカナダ人なんだけれど態度がもろ日本人。 

話している時にでも私の目を直視しなかったり、あなたの
これから1年間、そして3年後のオブジェクティブ(目標)は何?と聞いても「毎日仕事が忙しくて考えたことがないね。僕には二人の子供がいて来年からインターナショナルスクールに行くからお金がいる。だから今朝4時に起きて仕事しているんだ。」

私が聞いているのはまずはあなたのプロフェッショナルとしての達成目標なのに。

その後にその理由を話してくれるのなら問題ないけれど。

とか、真面目に面接を受けないでふざけて冗談ばかり言う人もいる。奥さんが同時通訳者とか自分の生徒は****銀行、****商事の社員とか、****大学の生徒とか自分の話ではなく自分の回りの人の自慢をする。こんな人シリコンバレー、いやアメリカ国内ではいない。

この冗談の人は超有名校に勤めているのだから信じられない。

今週の金曜日にはまた5名の先生候補をインタビュする。

どんな人との出会いがあるかとても楽しみ。

また報告します!
posted by EV staff at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月24日

英語が苦手でも相手の目を見て笑顔で挨拶しょう!

みなさん、こんにちは!

ルリ子です。私が現在住んでいる浦和(さいたま市)はきのう
今日と雨でした。

皆さんの町の週末のお天気はどうでしたか?

さて、8月15日放送分のイングリッシュビタミン(EV)のポッドキャストでは「シャイな日本のビジネスマン」のお話しをしています。EVのポッドキャストはシリコンバレーで実際に起こった話を匿名を使い流しています。


afro.gif

この回で登場する方は心優しい日本人ビジネスマンなのですがこの彼が自分の意志とは無関係にオフィスで働く人達にストレス(緊張感)を与えていることを取り上げています。

彼は私のアメリカ人友達が働く日系企業に日本から赴任した人です。ご自身が英語を苦手だと感じていてオフィスでは大人しくおどおどした感じで誰に会っても目を合わせないとのことでした。

実際にこのようなケースは結構あるのではないでしょか?

ポッドキャストの中でダン(2003年にEVを私と一緒に立ち上げた仲間)と私がその対処方を話していますのでぜひお聞き下さい!

スクリプトもここにありますので聞き取れなければ確認が出来ます〜

http://www.englishvitamin.com/podcast/data/04/0615.html

スクリプトをみて何か質問があれば私にコメント欄を使い何でも聞いて下さいね!


私の夫もシリコンバレーで5年間暮した元駐在員です。当初は英語が苦手でアメリカ文化も当たり前だけれどピンと来なかった彼。

でも仕事はメチャ出来る人なので必ず同僚からの信頼は得ることが出来ると信じて二人で赴任しました。

それでも駐在が決まった時には二人で心配していました。

その理由は夫が赴任したオフィスはシリコバンレーを象徴するような多国籍構成だったからです。(100人くらいいる従業員の80%くらいが日本人以外(アメリカ人、インド人、中国人、イギリス人など)当たり前のように聞こえますがシリコンバレーに位置する日系企業の多くは大半が日本人で構成されている企業がすくなくありません。


その夫に対して次の5つのことをアドバイスしました。

1. いつも笑顔と気持ちよい挨拶をすること!(カルフォルニア文化)
2. 人と話すときは目を見て話す事!(アメリカ文化)
3. 英語が分からないときはどんなに恥ずかしくても必ず話を止めその場で聞く
(日本人は人の話は最後まで聞く習慣があります。でもアメリカ人は分からないことはそのセンテンスや話が終わり次第確認します。最後まで待つ日本人は質問がなんだったのか混乱してしまうケースが多々あります。それは英語で話を続けるために英語で聞いた情報をキープできないから。)

4. 現地会社の文化を深く理解しなるべく早くそれに慣れる。
5. 自分が理不尽に思うことが発生したら引かない。


openhouse.jpg
© Yuki Hashimoto
http://www.yukiphotographer.com/


ところで東京で来月9月27日と28日にはこれからアメリカに赴任される駐在員の奥様を対象に私とEVのネイティブ講師がアメリカでの生活を満喫できるよう「アメリカ駐在前の社交術と異文化研修セミナー」を行ないます。

セミナーとは別に私と一対一でたっぷり時間をかけたカウンセリングをありますので期待して下しさい!

このカウンセリングでは英語の勉強の仕方や帰国後のキャリアカウンセリングも実施しています。

http://www.englishvitamin.com/topics/data/tokyostart.html
posted by EV staff at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月21日

感動をありがとう!北京オリンピック 日本女子ソフトボール明日決勝へ!

北京オリンピック 日本女子ソフトボール明日決勝へ!

http://www.marudai-wanpaku.jp/profile/softball.html

皆さん、こんにちは!ルリ子です。

皆さんは今夜の北京オリンピック女子ソフトボール日本対オーストラリアの対戦みられましたか?

涙が止まらなかった。そんな素晴らしい試合でした!! その瞬間どうして今年でソフトボールはオリンピックの公式試合から外されるの?とショックでした。

日本の子供達に誇れる日本を見せたいのに。子供は大人の姿を見て育つもの。

さて、実は私が試合を見始めた時点では日本がオーストラリアに2−1で勝っていて後1アウトで試合終了でした。

実はこの後が凄まじかった。オーストラリアの選手がホームラン(ソロ本塁打)で同点に。そして延長戦に突入。

11回表にはオーストラリアが1点を追加。2−3これで終わり?と思った。しかし日本女子は凄かった。11回の裏に日本は細かな攻撃をかけます。二塁ランナーを出し確実なバントで二塁ランナーを三塁へ送り3−3の同点。


そして12回裏には日本がヒットを打ち一塁二塁にランナーを出しました。このランナーをまたまた確実なバントで二塁と三塁にランナーを送り、2番か3番バッターの選手がセンター前にはじきかえし、ヒット。そして三塁のランナーがかえり日本は延長12回4−3のサヨナラで勝利しました!!

凄いのが日本チームのピッチャー上野選手。彼女は今日オーストラリアと対決する前にアメリカと戦い延長9回を投げ(この試合は1−4で負けてしまった。)
その後オーストラリアとの延長12回を投げきり2試合、合計で300球以上投げて連続完投している。

彼女はとても落ち着いていてペースを崩していませんでした。これはもの凄い精神力と忍耐力。これはその域に行くまでの練習を日々していなければ到達しない聖域。

イングリッシュビタミン東京校の準備でてんてこ舞いの私に激を与えてくれた
日本女子ソフトボールチームに感謝、感謝です!



softballsoft_img.jpg

この試合を見て感じたのはシリコンバレーのエリート達。自分の想像力を出しきり勝負する。全力で仕事をする。とても気持ちの良いもの。

どのくらいの数の日本の子供達がこの試合を見たのだろうか。忍耐力や強い精神力は日々の努力で勝ち取るということを学んで欲しい。

追:実は私中学校ではソフトボール部でした。
posted by EV staff at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月17日

卒業

皆さん、こんにちは! EVインターンシップ生のhiroです!

ついに、スタンフォードの教育大学院、すべてのカリキュラムを終了し、ついに明日帰国することになりました。今回が最後のブログ投稿となります。

留学生活で学んだことは、とても一言では言い表せられませんが、今回痛切に感じたことは、日本人留学生の減少傾向です。私が在籍していた2007-2008年のスタンフォード大学の日本人大学院留学生数は68名でした。でも10年前は200名ほどの留学生が在籍していました。スタンフォードの留学生数は増えていて、その中でもアジア人比率が高いにも関わらず、日本人学生数は減少しているのです。中国457名、インドは382名で、人口の比率から見れば十分に納得できる人数ですが、なんと韓国からの留学生は363名もいます。韓国の人口は日本の半分以下にも関わらず、留学生は日本の3倍以上。ちなみに台湾からの留学生でも117名います。日本の衰退を感じずにはいられません。

この傾向は、実はスタンフォードだけに見られるものではありません。10年前、アメリカの大学・大学院へは45,000名もの日本人が留学していましたが、現在はその数は35,000名に減少しています。この減少率は尋常ではありません・・・ 

英語を習得したり、English Vitaminが主張している文化や社交術を学ぶのに、必ずしも留学をしなければならないわけではありませんが、やはり多くの日本人に実際の海外体験をしてもらいたいことは言うまでもありません。

私は、帰国後、進学留学準備を支援する仕事をすることになっています。この状況を鑑み、少しでも日本人留学生を送りだすことに力を注ぎたい、と真剣に考えています。願わくば、日本のすべての高校生がカリキュラムの一環として在学中に海外体験ができるようなしくみづくりができないだろうか、とも思っています。これからの日本を背負って立つ日本の若者が、若いうちから海外体験を積み、世界を相手に活躍できるような状況になることを願ってやみません。

短い間でしたが、皆さん本当にありがとうございました。
posted by EV staff at 18:22| Comment(4) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月14日

日本文化に悩むアメリカ人

みなさん、こんにちは!ルリ子です。

7年ぶりの日本のお盆を過ごしています。
今朝、とても可愛がって(特に小学校にあがるまで)もらった
おじいちゃんにお線香を上げて手を合わせてきました。

みなさんはどうお過ごしですか?


一昨日、新大久保(東京)にある「カイ日本語スクール」の山本校長と大山さん(スタッフ)話をする機会がありました。

カイ日本語学校は名の通り日本語を教えている学校。そして卒業生達の中には日本に残り日本企業で働く人も多い。

昨日は日本の外資系企業で働く悩めるアメリカ人の話になりました。

以下、私たちの会話から抜粋**


日本人特有の「謙る」っていうコンセプトが分からないの。いくら説明しても。(山本氏)

そうね、アメリカ人がビジネステーブルに付くとき相手を尊重するという意味でよくお互いにリスペクトするという概念はあるし謙遜するという言葉自体はもちろん存在するけど。あの日本人独特の「謙る」という感覚は難しいと思う。

「謙る」が謙遜するの「謙」から来ていて日本では出来る人でも頭を下げることによってより出来る人だと思われるのよ。だからあなたもそう評価されたいと思ったらがんばって!と説明するといいと思うけど。(ルリ子)

これって言葉で説明しても異文化の中で屈辱的な経験や圧倒的でダイナミックで強烈な経験を体で体験しないと難しいわよね。日本人は生まれてから何十年も日本人をしているからこの「謙る」が分かるのよね。(山本氏)

実際のグローバルビジネスになると日本語や英語の微妙なニュアンスやボディランゲージって相手に威圧感を与える。それって結構大きい。事実24年間日本で育った私がアメリカに留学した際に銀行で口座を開けようとしたときに窓口の人がアプリケーションフォームをポイと投げたときにはかなりショックだったわ。(ルリ子)

こんな感じの会話をした。


© Wikipedia
blog.jpg
育った国や文化が違う中で仕事をしたり生活したりするのは
大変。それはそれぞれの国で「会話の社会ルールや文化が違う」から。



この悩めるアメリカ人もアメリカのアカデミックエリート(超超高学歴)で上級日本語も出来る。だから余計イライラするのかも。 今まで挫折感を味わったことのない人って新しい文化になじむのは難しい。ここで真の異文化間でのビジネスを成功させることの出来る人って「違う文化の相手の気持ち」になれる人。そして「良い面だけを見ることの出来る人」。

同じような日本人にたくさんアメリカで会った。 みんな英語エリートでTOEIC満点とか高得点の人がアメリカに来て実際に英語を話すのだけれど全く通じない。そして回りの人に当たり散らす。

言葉とその言葉を話す文化を深くまなぶことは切り離せない。だから学ぶ言語の社会文化である社交スキル(能力)をつけない限りその言葉を使えるようにはならない。

日本でも英語、英語、英語、とばかり騒がないでグローバル時代のコミュニケーションには以下の2つが必要だということを認識して欲しい。

グローバルコミュニケーション
1. 基礎英語力(文法、英語の音の流れ、読み、書き、聞いて、話す)
2. 英語を話す文化を学びそして社会的ルールをマスターする
3.英語の微妙なニュアンスまで理解できるようにする。これははじめからは出来ないのでまず1と2を学びながら修業を進めるしかない。その時分からないところをそのままにしないように心がける。


この3つのうち技術的には2の方が学ぶことは1や3よりも簡単。この3つをマスターするためには以下のようなダイナミックなプロセスを経験する必要がある。

@自分の文化から離脱してA新しい社会文化や言語の洗礼をうけ修業だと思い身を投げ打ち込むことの出来る人のみBの自分の文化に帰郷し2つの文化と言語を操れるのだ。

この3つのプロセスを超えられる人はグローバル時代に
自国と他国の中に入り「複雑なコミュニケーション」をうまく
橋渡しすることが可能となり重宝されるはず。

「複雑なコミュニケーション」とは
相手国や相手の企業の文化を深く理解し相手が納得するような説明が出来る人。そして自分の手元にある情報をいかに解釈しそれを活かせるかが鍵となるはず。

はじめに話したアメリか人君にはまずは「謙る」を乗り越えて
欲しい。心から応援している。
posted by EV staff at 23:29| Comment(2) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月12日

アメリカのコンサート

皆さんこんにちは! インターンシップ生のhiroです! ちょっとここ最近ブログの投稿が滞ってしまいすみません! 実は、私は今週いっぱいをもって、ついにスタンフォード大学を卒業、日本へ帰国の運びとなります。そのせいもあって、最後の提出物、引越し準備、連日の送別会、そしてやり残した遊び(笑)に追われているところです! 私からの投稿は、今回とあと一回で終了の予定です。

police01.JPG今回は、アメリカのコンサートについてちょっとお話してみたいと思います。実は7月にThe Policeのコンサートに行ってきたのです。日本にも来日したようですが、ぜひアメリカで見たいと思っていたのでGood Timingでした(^^ 会場はMountain Viewにある野外コンサート場。Google本社のすぐ近くです。

まず最初に、今回はチケット購入の件にちょっとふれてみます。今は、インターネットを使ったオンライン購入が非常に便利です。でも、アメリカのオンラインでチケットを購入すると様々な意味不明の手数料が取られてしまいます。今回のThe Policeのチケットを例にすると以下のとおりとでした。

Ticket Price $40.50
Facility Charge $6.00
Convenience Charge $11.00
Order Processing Charge $5.15
Total $62.75

チケット代は$40.50にも関わらず、それ以外の手数料が合計$22.15もとられてしまいます。これってチケット代の50%以上にあたりますよね・・・ ありえなーい!と叫びたいところですが、こちらでコンサートに限らずスポーツなどのチケットを購入するとこのような手数料が当たり前のようににとられてしまいます。まるでマンション等を賃貸する際に取られる意味不明の礼金や、飛行機にかかるサーチャージみたいなものでしょうか・・・。それが当然になってしまうと誰も文句を言わないのでしょうか!!

police02.JPGと、文句はさておき、コンサートそのものはもちろん最高でした(^^ 前座はなんとElvis Costello。ご存じの方も多いと思いますが、ロック界の大御所です。(ちなみに私はCostelloは、日本で単独で見に行ったこともあります。)こんな組み合わせってそうそう見れないでしょうね(^^ 

こちらのコンサートに来て思うのは、本当にいろんな層の人たちが来ていること。すごく年配の人もいるし、子連れで来てる人達も多いし・・・ 日本でも昔に比べれば多様化しているのかもしれませんが、この多様性は日本とは比較にならないと思います。

English Vitaminは、言葉を学ぶには文化も一緒に学ぶべきと主張しています。このような音楽の話題って、映画やスポーツの話とともに、非常に共有しやすいテーマの一つですよね。同じ好みのアーティストの話になったら言葉がうまくできなくても、会話は絶対に盛り上がりますよね! 是非皆さんも実際にコンサート会場まで足を運んでみてください! そしてその経験をまわりの外国人の友達に共有してみてください。友達の中に、必ず同じ趣味を持つ人が誰かいるはずです! まずはこんなきっかけで・・・自分の好きな分野で外国人との会話がスタートさせてみてはいかがですか!?



posted by EV staff at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月09日

頑張れアメリカ!-Unhappy America(The Economistの記事から)

こんにちは!みなさん、イングリッシュビタミンのルリ子です。
毎日蒸し暑い日が続きますがみなさんお元気ですか?

元気?といえば今朝近所の本屋さんに行ったらある雑誌のカバーが目に飛び込んできた。 そこにはニューヨークにある自由の女神がトーチを下ろし右手をあごにつけ「参ったな」とも言わんばかりの絵があった。 それはUnhappy Americaと題された The Economistのカバー。


3008LD1.the economist unhappy america.jpg
「え〜」と思った私はすぐに立ち読みを開始した。小腹がすいていたので大好きな「ときわ団子」を食べに行こうと思ったその矢先だった。お腹はすいたけど「自由の女神」のやる気のない途方にくれた後ろ姿が気になり団子よりエコノミストを手に取った。

15ページにその記事があった。

Unhappy America
If America can learn from its problems, instead of blaming others, it will come back stronger.
 
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=11791539

そしてこの記事を書いた人はアメリカに本来のアメリカンスピリットが戻ってくることを願っている!私も願っている!

みなさんはアメリカの将来はどうなると思いますか?

さてこの記事は大きく分けて以下の三部構成になっています。

1. 元気のないアメリカとその国内事情
2. 元気のないアメリカとその原因(スーパーパワーじゃないアメリカ。イラク、アフガニスタンとの関連)
3. 反省が必要なアメリカと元気のあるアジア(特に中国インド)との関係

<元気のないアメリカとその国内背景>

記事を読み進めてみると自信をなくしたアメリカの姿が描かれていた。10人のうち8人のアメリカ人は今アメリカは間違った方向に進んでいると答えている。

私の意見: きっと多側面(経済、教育、医療)からの不満が吹き出ているからなのでしょう。

今のアメリカはサブプライム問題から派生した問題が山住で銀行が相次いで倒産し、ヨーロに対するドル安もあればガソリンの高騰あり。リセッション(景気後退)とインフレの両方に見回れその上にアメリカンビールの代名詞ともいわれる「バドワイザー」(アンハイザー・ブッシュ社)はベルギーの会社に買収された。アメリカ人消費者の心を乱している。

そして多くのアメリカ人は2002年〜2006年に存在したバブルの恩恵を受けていないと感じているそう。国民の99%が実質年1%の経済成長だったのに対しトップ1%の富裕層は11%の成長があったと書かれている。

こんな現状に多くのアメリカ人は自由貿易に反対し、移民の国であるにもかかわらず移民嫌いになり移民をシャットアウトするセンチメントがある。そして移民についていえばそれは事実。(私の意見:これは将来アメリカに大きな打撃を与えるはず。シリコンバレーでもこれは話題で優秀なエンジニアがバレーに残りたいにも関わらず大学院を卒業後H1ビザが取れなく条件の良いカナダやイギリスに行くことにもなっている。)

<元気のないアメリカとその原因(もうスーパーパワーじゃないアメリカ。EU,ロシア、イラク、アフガニスタンとの関連など)>

多くの犠牲者を出しているイラク戦争、各国が納得できるようなこの戦争の終わりを模索している。アフガニスタン問題も思うようにいかない。アメリカが主張する「正義と自由」はグアンタナモやアブグレイブの収容所での捕虜の扱いはこの主張とはかけ離れ過ぎていてジュネーブ条約(捕虜の取り扱いや国際人道法などを定めている条約)をアメリカが無視していることを露呈した。

私の意見: イラク人の捕虜を痛めつけて辱めている写真は衝撃的なものでした。戦争というのは人を狂った動物にしてしますものです。戦争が始まるのはいつも一部の国の上層部。日本は永久平和を貫く姿勢を崩してはいけないのです。

以前とは違い世界のパワーは多極化された。 もうヨーロッパ人はアメリカをスーパーパワーだとは思っていない。フランス人は新保守主義的なアメリカ人の考えよりアラブ諸国の人々のことを理解する方が簡単と言っている。 アラブ諸国と同じ勢いで成長を続けるロシアに至っては堂々とアメリカ政府(この苦境を乗り越えるには開かれた市場と規制撤廃により貿易の自由化が大切と主張している)のことをあざけ笑っている。 アメリカは中国の経済成長にも脅えている。


<反省が必要なアメリカと元気のあるアジア(特に中国インド)との関係>

アメリカにとって修正するべきことは明確。

緩すぎた金融を引き締めること。そしてアメリカ全土で心配される教育と医療分野の向上。組織化されすぎた教師の労働組合は世界から全貌のまなざしで見られているアメリカの大学を見習い教師の競争力を付けることが大切。世界一高額なアメリカの医療。しかしこの医療界でも多くの医療ミスがあり改善が必要。

数多くある海外問題ではイラク戦争関連の問題解決がある(民主党も共和党の時期大統領候補もグアンタナモやアブグレイブの収容所は閉鎖すると言っている)。ブッシュ大統領でさえ二期目終盤にはアメリカの一方的で強気な外交は無理と理解した。北朝鮮を悪の枢軸とただ非難するのではなく大統領自身がアジアの国の同盟国や非同盟国とまで強調して北朝鮮をなだめるために動いている。

アメリカが自分で招いた過ちを正しはじめていることは良いこと。しかし修正することはまだまだ沢山ある。それはアメリカ人の姿勢や考え方も含む。 落ち込んだアメリカ経済(アジア特に中国の経済成長)を心配するのではなく以下の2つの事実を把握する必要がある。中国が今のままの経済成長をしても中国のGNPがアメリカに追いつくまでは25年もかかる。

アジア経済の成長は続くしかしこれを問題だと考えるのはアメリカらしくない考え方である。中国やインドが成長を続ければ彼らはさらにアメリカ商品を買う。そして彼らの経済が成長しているのはアメリカのビジネス手法を取り入れたから。したがって彼らのこの成功を喜ぶべきだし(アメリカ手法、つまり開かれた市場が使えるという証だから)これを驚異ととらえてはいけない。


しかし残念なことに多くのアメリカ人は悲観的でそうは思っていない。それどころか中国やインドはアメリカ人の仕事を奪っていると感じている。


最後のパラグラフにはこの著者はこう言っています。 私も同感です。

Everybody goes through bad times. Some learn from the problems they have caused themselves, and come back stronger. Some blame others, lash out and damage themselves further. America has had the wisdom to take the first course many times before. Let’s hope it does so again.


<私の意見>
アメリカは必ず再生する。これが私の意見。それどころか今より良い国になるはず。

その心は経済競争力に加え人の気持ちを大切にするという人間的な優しさがアメリカの若いエリート層にはあるから。少なくともシリコンバレーには溢れている。

人種ではなく個人の力で勝負する。好きな学問に出会い仕事を見つけ努力を重ね職業的な競争力を付け豊かな人間性を持つ人たちがシリコンバレーにはたくさんいる。

21世紀は日本もアメリカも卓越したプロフェッショナルのみが生き残れる時代。

ソフトウエアエンジニアでもただのプログラマーではなく発明の才を持ったアーキテクトの力が必要だし、アーキテクト自身が愛される性格を持ち顧客に好かれるようでなくてはいけなし対しデザインの説明が出来ないといけない。だってアーキテクト以外の仕事はインドや中国に行くのだから。


私が20年前にアメリカに留学した時は街にホームレスが溢れていた。

ホームレスなど当時の日本には存在しなかった(少なくとも当時の埼玉や東京の大都市には)ので大変な国に来てしまった、と率直に感じた。 そんな光景をみてアメリカはもう終わりだと思った。

でも90年代になると当時通っていた南カルフォルニアのコミュニティカレッジにはアップル社のマックが図書館にずらっと並んだ。あの可愛いリンゴのロゴの付いたデスクトップマック。
なんか元気にさせてくれる光景だった。


そしてクリントン政権の誕生! アルゴア副大統領が情報スーパーハイウェイ構想を提案し遂行した。 そしてシリコンバレーが開花した。


この記事を読んでいて面白いと思ったのはアメリカ全体が感じている中国に対する気持ちが実はアメリカ国内でも起こっているということ。私が五年間(2001〜2006)住んだクパチーノには多くのインド人や中国人の移民が住んでいる。彼らは英語を覚え学業で優秀な成績を納めスタンフォードやUCバークレイのような名門校に入る。そして高収入の仕事を探し不動産投資などをする。

シリコンバレーブーム以前からクパチーノにはたくさんの白人達が住んでいた。彼らとアジア系移民は同じ場所に住み同じ学校に行き同じ法律の下暮らしてきた。

こんな状況が今世界的に起こっている感じがする。
しかし、必ずアメリカは復活する!

私はアメリカの底力を五感で体験してきた。

そして全世界から羨望のまなざしで見つめられる日が必ず来る!!

がんばれアメリカ!
posted by EV staff at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月07日

コメントエラーが発生していましたら直接私の方へメールを下さい!

みなさん、

こんにちは!ルリ子です。

数日前にマウンテンビュに在住の大切な友人YUKIちゃんから
メールを頂きました。

私のブログをみてコメントを入れてくださったのですが
エラーが出てしまったそうです。

せっかくコメントを送ってくれたのでここに
載せさせてください。 

もしみなさんも一度コメントを書かれてエラーが出てしまったら
直接こちらの私のメールアドレスに連絡下さいね。ruriko@englishvitamin.com

ERROR : 投稿に失敗しました。
お名前: Yuki

メールアドレス: cafede21@gmail.com

ホームページアドレス: http://www.YukiUnlimited.com/

コメント:
ルリ子さん、こんにちは〜。

休暇をゆっくり楽しんで来たようで!
最後の写真、くつろいでますね〜。

スモールトークのない厳粛な文化なんでしょうか?



>>ゆきちゃん、

こんにちは! コメントありがとうございました〜
とても嬉しいです!

エラーが出てしまいすみません。今、担当のゆかちゃんが
色々調べてくれています。結果が分かりゆかちゃんにブログで
説明してもらいます。

はい、休暇楽しみました。
そうなんです。夫の剛司くんも美味しい食事(フレンチ、和食)や温泉を満喫しました。

スモールトークのない厳粛な文化というより
知らない人とは話さないという文化なんです。

私も日本語モードつまり日本文化に生きていると
知らない人とは話す気持ちにあまりならないの。

例えば今日銀座のカフェで私と似たようなブラウスを
着ている女性がいてその彼女が「ここいいですか?」と
私のとなりの席に座ってもいいですかということを聞いてきました。「はい、どうぞ」と感じよく返答しました。

とても感じが良い人だったので「私たちのブラウスとても良く似ていますね」と返したら相手の反応は「。。。。」でした。

こういう体験を重ねて私の日本モードはさらに
磨きが掛かっていくのね〜と思いました。

るりこ
posted by EV staff at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo

2008年08月05日

チップが不要な国日本・そして日本にはベルガールが当たり前のようにいるの?

みなさん、こんにちはルリ子です!

みなさんの夏休みはいつですか?
日本でお過ごしになりますかそれとも海外に行かれるのでしょうか?

我が家はめっきり日本派それも家から近くの関東エリアでの休暇がブームです。今年の夏休みは先週1週間箱根でゆっくり過ごして来ました!

行きは新宿から箱根湯本まで小田急の「ロマンスカーVSE」に乗って行きました。

車窓もとても広く座席もゆったりで乗り心地は抜群でした。 座席シートもオレンジでお洒落。

ちなみに帰りは「ロマンスカーLSE」と行って1980年にデビュした一番古いものに当たってしまいました。窓も小さく席はリクライニングできないし座席も低くクッションも悪くて同じ乗車料金を取るのね〜と夫と驚きの連続でした。 みなさんも箱根湯本に行かれる際にはぜひ以下の「ロマンスカーの種類」をチェックして行って下さいね!
http://www.odakyu.jp/romancecar/line_up/index.html

さて今回お世話になったのはHyatt Regency Spa and Resortです。
http://www.hyattregencyhakone.com/index.html

このホテルにした理由は温泉に行きたい夫と森林浴が出来て静かでリラックスできる場所で普段読めない本やYouTubeをゆっくりと楽しみたいと場所!という2人の要求を満たしてくれたのがこのホテルだったのです。

.

場所は箱根湯本から箱根登山鉄道で約40分に位置する「強羅」。ここからは車で約5分。
ホテルが無料のシャトルバスを出していてくれます。

ホテルについて驚いたことは女性のベルさんがいたこと!! それもとても小柄な女性で夫も私も申し訳ない気持ちになってしまいました。(夫もアメリカに丸5年駐在し二年前に日本に帰任してからも海外出張がとても多い生活を送っている。私はアメリカには合計12年住んでいたしここ7年間はシリコンバレーに住んでいた。)

アメリカ(カルフォルニアやラスベガス)では荷物を持つ人は男性です。アメリカだと車かタクシーでホテルの玄関まで乗り付ける。 そしてお客さんはロビーでチェックインをして後は部屋で荷物を待つだけ。

車はホテルのベルさんに車の鍵を預けるValet Parking(ホテルやレストランや高級ブテックで行われている車の出し入れサービス) なのでラクチン。 もちろんチップは払います。 泊まるホテルにもよるけど1人につき$3〜5くらいでしょうか。 部屋に荷物が到着したらまたチップ。 1つのスーツケースに対してやっぱり$3くらい。 フォーシーズンやマンダリンオリエンタルのような高級ホテルなら1つの荷物に対し$5くらい。

今回は日本なのでチップがない!!!!! 重い荷物を持ってもらいお部屋の案内をしてもらってもチップを支払わなくていい。 親切にしてもらっているのに。 チップの習慣に慣れている私には超お得感、というより少し申し訳ない気持ちになりました。

お部屋を入って感動したのはその玄関の広さ。 自分のアパートの玄関より広い!

うちの玄関には4足靴をおいたらパンパン。 でもここは12足位おける。 ここに住みたい!

Image0049玄関.jpg


部屋からの眺めもグッ。 箱根の外輪山を目の前にして部屋にいながらにして森林浴ができたって感じです。

感動したのはお茶のセットには2リットルのミネラルワータ大ボトルがありこれでお茶を召し上がって下さいと案内されたこと。そしてバスルームには小さな500ミリのミネラルワータが2本サービスでおいてあった。夫と「これ毎日もらえるのかな〜」と話していたら毎日新しいボトルがおいてあって結構嬉しい〜気持ちになりました。

Image0047水.jpg


このホテルは朝7時〜10時にはラウンジでお茶、コーヒーのサービス、夕方4時〜7時まではワイン、ビール、ソフトドリンクのサービスがありました。実は6月にシリコンバレーに出張した際に泊まったクパチーノのホテル「サイプレス Cypress」にも同じようなサービスがありました。
http://www.thecypresshotel.com/


大きな差は2つ。 ちなみにハイアットの方が宿泊料も高いしリゾート。 サイプレスはシリコンバレーど真ん中のビジネスマン御用達ホテル。

まずは箱根ハイアットではホテルの従業員が心を込めてお客さまに飲み物をサービスしていた。
そしてクパチーノでは飲み物がおいてあるだけで好きにしてという感じ。

次に日本では知らない人同士は「軽い話、スモールトーク」をしない。 多くのお客さまがいるのに誰も話しかけない。 ちょっともったいない感じ。 それにいすに座って動かない。

一方サイプレスではいすもあるけれど座っていたのはアジア圏からのご老人たち。

アメリカ人達は立って片手にシャンパンを持ってソーシャライズ(社交タイム)を楽しんでいる。

もちろん、「軽い話も満載」。 サイプレスでは歩いていても誰か話しかけてくるしエレベエターの中でも。

実は今回ハイアットである朝アメリカ人の親子に会ったのだけれどアメリカにいるときのように自然に「軽い話」ができない空気があった。 それは日本語文化だったから。

4月に拠点をシリコンバレーから日本に移動した私。

大分日本の生活にも慣れて来たとはいえやっぱり「軽い話」が懐かしい。

少しアメリカにホームシックになった旅でした。

Image0045剛司.jpg
posted by EV staff at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | From Tokyo
Powered by さくらのブログ